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2008年01月 アーカイブ

2008年01月15日

アガリクス

キノコヒメマツタケの俗称。1970年代後半から日本で人工栽培され、1990年代から栽培方法が確立され手に入りやすくなった。その後、腫瘍効果(免疫療法)や血糖値降下作用等が報告され、その健康食品としての効能に注目が高まった。乾燥キノコや抽出エキス等が販売されるようになり、日本国内で300億円以上とも言われる巨大な市場を形成する事になった。そして、「アガリスクによって癌が治った」と言うような体験談の本が出版されたが、これらはいわゆるバイブル商法の類で問題視されている。
その後、アガリクス製品によると思われる副作用では重篤な肝機能障害で死亡例も報告され、国立医薬品食品衛生研究所が流通する商品について検査した結果、1部商品に発ガン作用を助長・促進する作用が認められたため、その商品は発売中止となりアガリスクに関する健康ブームは終わった。

アミノ酸

生体の蛋白質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」の事。動物が体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸と呼ばれる。人間の場合は、トリプトファン、リシン(リジン)、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシンの8種で、乳幼児期のみヒスチジンも必須アミノ酸となる。栄養素として重要ではあるが、一般的な食生活を送っている人の場合、不足する事はまずなく補助食品から摂取する事による効能については疑問がある。

イソフラボン

ポリフェノールの分類のひとつで、大豆などのマメ科の植物に多く含まれている。イソフラボンは、骨粗鬆症、更年期障害の改善に効果があるといわれ、大豆イソフラボンを特長とした健康食品も多い。しかし、エストロゲン様の活性を持ち、乳がんや子宮頸がんなどの発生リスクを高める事にも繋がると言われ、厚生労働省では大豆食品やイソフラボンを用いた健康食品の過剰摂取に注意を呼びかけている。

ウコン

香辛料、着色料、生薬として用いられるショウガ科の多年草。インドなどの熱帯アジアを原産とし、地下に肥大した濃黄色の根茎を洗い、5、6時間にて天日で乾燥させて砕いて用いる事が多い。クルクミンという成分のため黄色い色をしている。クルクミンが利胆、健胃などの薬効がある。ほかターメロンや、)、ジンギベレン、d-α-フェランドレンシネオールなどの薬効成分を含んでいる。カレーには欠かせないスパイスの1つで、カレーの黄色がかった色はウコンのためである。健康食品であるが、過剰摂取は逆効果になる事があり、妊娠中、肝硬変、消化性潰瘍、黄疸などの場合は摂取を避けること。
食品のほか染料としても用いられる。

オリゴ糖

糖質のひとつで、単糖が2個ないし数個結合した少糖類の事を指すが、実際には2糖類を指すことは少なく3糖類以上のものを指す事が多い。上限は特に定まっておらず10数個の単糖が結合したものも含むことがある。天然の動植物類に含まれているオリゴ糖はほとんどが2糖類で、3糖類以上のものは少ない。天然の3糖類としてラフィノース、パノース、メレジトース、ゲンチアノース、四糖類ではスタキオースなどが知られている。
有用菌であるビフィズス菌の栄養源になったり、さまざまな生理活性作用が期待され健康食品に利用されている。

カテキン

フラボノイドの一種。あるいはその誘導体となる一連のポリフェノールを含むこともある。日本国内では茶カテキンを有効成分として、「体脂肪が気になる方に」とその機能性を示唆する表示が厚生労働省から許可され、特定保健用食品が販売されている。カテキンが体脂肪の蓄積を抑制する機構は分かっていないが、肝臓や筋肉の脂肪消費酵素を刺激し増強させ、脂肪をエネルギーとして消費しやすくすると言われる。
日本では確認されていないが、カテキンの摂取によると思われる肝機能障害が起きた報告があり、多量のカテキンを摂取する場合は注意が必要であると言われている。

クロレラ

クロレラ属の淡水性単細胞緑藻類を乾燥させたもの。成分はたんぱく質45%、脂質20%、糖質20%、灰分10%。その他にビタミンE、ビタミンKなどの脂溶性ビタミンを含んでいる。たんぱく質含量が高く、未来の食料資源として研究されたこともあり、大量培養に成功し健康食品として利用されていた。しかし、光過敏症になる、消化吸収率が悪い、健康を害した事例が多数報告されている、特有の匂いがあるなど様々な問題点が発覚し、食料のみならず健康食品としてもその効能などは疑問視されることが多く、現在では下火となっている。

コラーゲン

真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する蛋白質のひとつ。人間の場合、全蛋白質の30%をコラーゲンが占めるほど量が多い。コラーゲンは若干の弾力性があり、腱の主成分となっており、人体の結合部分に大きな機能的役割を果たしている。また皮膚の強度や張りを保つのにも役立っており、健康食品美容食品として注目されている。
しかし、コラーゲンを健康食品として摂取する事の有効性は疑問視されている。コラーゲンは全身にあるため、特定の部位に作用することが考えにくく、普通の食生活を送っていれば摂取量が不足する事はない。また蛋白質摂取として考えた場合、必須アミノ酸であるトリプトファンを全く含まずアミノ酸スコアが低く、栄養学的な価値は低い。
化粧品に含まれている場合も、コラーゲンの効能を期待して使用されているのではなく、保湿剤として使用されている場合が殆どである。

サプリメントとは

「ダイエタリー・サプリメント」の略語で、日本語では栄養補助食品などと言われる。ビタミン、ミネラルなどの栄養素の補給や特別の保健の用途に適する「食品のうち、錠剤・カプセルなど通常の食品の形態でないもの」の事。サプリと更に略される事もある。
元来、身体に不足した栄養素を補充する目的で用いられていたが、近年の健康意識の高まりや、高騰するであろう医療費への対策から国策として予防医学を進め、規制を緩和し一般の人にも普及し、大きなマーケットとなった。サプリメントの成分から大別すると、ビタミン系、ミネラル系、アミノ酸系、ハーブ系(薬草)の4つとなる。製法から分けると化学合成サプリメント、天然素材を利用し化学合成したサプリメント、完全な天然サプリメントに分けられる。

ヒアルロン酸

グリコサミノグリカンの一種。
関節、硝子体、皮膚、脳など広く生体内の細胞外マトリックスに見られる。特に、関節軟骨では、アグリカン、リンクタンパク質と非共有結合し超高分子複合体を作り、軟骨の機能維持に重要な役割を果たしている。
鶏冠、臍帯などから良質のヒアルロン酸が取れるが、最近では乳酸菌や連鎖球菌により大量生産されるようになっている。関節炎や角結膜上皮障害の治療薬として利用されているほか、化粧品などに保湿成分として添加されたり、健康食品に配合されることもある。しかし、ヒアルロン酸の経口摂取の効能についてははっきりした事は分かっていない。

ビオチン

ビタミンB群に分類される水溶性ビタミン。ビタミンB7、ビタミンHとも呼ばれる。抗炎症物質を生成する事によってアレルギー症状を緩和する作用があり、皮膚を作る細胞を活性化させ、老廃物の排泄を促し、皮膚の機能を正常に保つ働きもあることから、皮膚と関係の深いビタミンと言える。皮膚疾患の補助治療に用いられる事も多い。
摂取量の目安は1日45μg。通常食生活において欠乏する事は無い。酵母、レバー、豆類、卵黄などに多く含まれているが、日本ではまだ知名度が低く食品からの摂取基準は曖昧である。生卵白に含まれるアビジンと強く結びつく性質があり、卵白の大量摂取によって欠乏症となる事がある。1日10個以上の生卵を食べ続けると欠乏症を引き起こす可能性があるとされる。欠乏症は、白髪、脱毛、湿疹あるいは炎症など皮膚症状、皮膚や粘膜の灰色退色や落屑などが上げられる。

ビタミン

生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称。殆どは体内で合成する事が出来ないので、外部から摂取される。ビタミンの所要量が定められており、不足すると病気になったり障害を起こすことがある。ビタミンの多くは生体内では酵素がその活性を発揮するために必要な補酵素として機能する。ビタミンを潤滑油として例えることがあるが、むしろ工具と言う例えの方が近いと思われる。ビタミンA、D、葉酸などが現在定められている摂取量では少ないのではないかと言う説があり、今後見直される可能性もある。

ビタミンA

レチノール、レチナール、レチノイン酸とその誘導体の総称。ビタミンの中で脂溶性ビタミンに分類される。ベータカロテンなど、動物体内においてビタミンAに変換されるものを総称してプロビタミンAと呼ぶ。ビタミンAは動物にしか見られないが、プロビタミンAは動植物どちらにも見られる。人間の血液中のビタミンAの殆どはレチノールで、血中濃度が0.3μg/mlを切るとビタミンA欠乏症状となる。必要摂取量は年代によって異なる。レチノール0.33μg/mlを1IUと言う単位で表される。成人男子で1日2000IU、女子で1800IU程度。成人の上限は5000IUで、10000IUを超えて摂取すると過剰障害となる恐れがある。
欠乏障害では、夜盲症、感染症に対する抵抗力の低下、皮膚や粘膜の角質化、皮膚の異常乾燥などの症状、過剰障害では脳圧亢進、四肢の痛み、肝機能障害、食中毒のような症状となる。
牛乳や緑黄色野菜に多く含まれ、油脂を使った調理で吸収されやすくなる。

ビタミンB群

水溶性ビタミンの中でビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称。ビタミンB群の多くはは糖質や脂肪酸、蛋白質などのの代謝に用いられている。不足すると脚気、神経炎、皮膚炎、口内炎、神経炎の症状を生じる。B2は代謝のほか、赤血球の形成、抗体の生産、正常な発育に必要とされ、不足すると成長障害が起こる。ビタミンB群は欠乏による障害は起こるが、水溶性で過剰摂取による障害はないと考えられているが、葉酸に関しては過剰摂取によりB12の欠乏を隠す、ガン治療に用いられる抗葉酸剤に対し薬効を減らすといった指摘もある。

ビタミンC

水溶性ビタミンの1種。生体の活動の中で色々な場面で重要な役割を果たしている。人間はビタミンCを体内で合成する事が出来ないため必須栄養素の1つとなっている。アミノ酸の生合成、副腎からホルモン分泌など体内の水酸化反応に重要な役割を担うだけでなく、体内でコラーゲンを生成する過程でもビタミンCが必要となる。コラーゲンの不足は組織を作り、肉体に適度な弾力性を与えているためビタミンCの不足によりコラーゲンが生成されないと、歯のぐらつき、血管の弱体化、皮膚からの出血といった症状を引き起こす。コラーゲンを多く含んでいる骨にも影響が出てくる。
1日の摂取量の目安は、成人では100mg。過剰に摂取した場合は尿とともに排出されるが、あまりにも過剰だった場合は下痢などになる事もある。かんきつ類、アセロラ、トマトなどに多く含まれていいる。

ビタミンD

丈夫で健康な骨を作るのに大きな役割を果たす。ビタミンDは骨代謝を促進するビタミンで、破骨細胞を活性化して骨を壊し、骨芽細胞を活性化して骨を作る。また腎臓でのカルシウムの吸収を促進させるなどの働きがある。
ビタミンとは人体で生成できない微量栄養素という意味で、ビタミンDはコレステロールから生成できるため、ビタミンではないのではないかとする意見もある。しかし、消化器官からのビタミンD吸収が減少すると欠乏症を引き起こす事から外部からの摂取は必須であり、結論は出ていない。
ビタミンD2と変化するプロビタミンD2は椎茸に、ビタミンD3は魚類の肝臓に多く含まれている、

ビタミンE

脂溶性ビタミンの一種。自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される。疾病の治療、栄養の補給、酸化防止剤として医薬品、食品、飼料など幅広く使用されている。目安となる摂取量は成人男子で1日9mg、女子で8mgである。上限は男子は1日800mg、女子は600mg。通常の食生活で欠乏する事は無いが、未熟児の場合溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となる。過剰障害は特に無いが、体内に蓄積しやすいので、適量を摂取するようにしたい。

プロポリス

ミツバチが野外から採取した植物の樹脂などを練り、営巣空間の内面を内張りしたり隙間を埋めるのに使う物質の事。ミツバチのうちでも、セイヨウミツバチのみがプロポリスを集める性質を持ち、ニホンミツバチなどトウヨウミツバチはプロポリスを集めないことが知られている。人為的に合成できず、蜂蜜のように大量に採取できるものでもないため貴重で、古くから民間療法などで用いられてきた。
日本でのプロポリスブームには、ブラジルの養蜂環境の変化が関わっている。セイヨウミツバチの亜種アフリカミツバチが研究施設から逃げ出し繁殖し、ブラジルの飼育ミツバチと交雑し行動様式に影響を与えた事。そして、ブラジルの森林を伐採した土地に精油分を多く含むユーカリが植えられたことなどが原因で、ブラジルのミツバチは蜂蜜の収集量は下げたが、変わりにプロポリスを大量に集めるようになった。そしてブラジルの養蜂家はプロポリスを主な産物として出荷するようになったのである。

ヘム鉄

魚や肉に含まれる鉄分の事をヘム鉄と呼ぶ。野菜や穀物に含まれる非ヘム鉄よりも吸収効率が良いとされ、ビタミンCと同時に摂取する事でより吸収が良くなる。鉄分の必要摂取量は成人男子で1日10mg、女子で12mgとされている。女子の方が多くなるのは、月経のため鉄分を多く含む血液を大量に排出してしまう事からである。ヘム鉄は血液中のヘモグロビンと結びつき、細胞に酸素を届けるため貧血予防や体内酸素を一定保つ効果があり、貧血を予防する食品として特定保健用食品にもなっている。

ミネラル

無機質とも言われ、一般的な有機物に含まれる元素以外に生体に必要な元素のこと。年代などにより必要量は異なり、欠乏症だけではなく過剰症も起こり、不足も健康を害するが、多めに取りすぎてもいけない。日本では12成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が定まっており、食品の栄養表示基準となっている。代表的なものはカルシウムで、脳の活動を促す働きがあり、骨の主成分ともなる。1日当たりの必要量は約500mgとなっている。

亜鉛

人体では鉄の次に多い必須微量元素で、70kgの人間中約2.3gの亜鉛が含まれている。100種類以上の酵素の活性化に関与している。免疫機構の補助、創傷治癒、精子形成、味覚感知、胎発生、小児の成長など多岐にわたる酵素の構造形成および維持に必須なミネラル。全て外部からの摂取によるもので骨、眼球、肝臓、筋肉、腎臓、前立腺、脾臓、精液に多く含まれている。人体に必須とは言っても金属亜鉛は有害である。摂取量の目安は1日8mgとされ、上限は30mgである。亜鉛の欠乏は、食物繊維の過剰摂取や鉄分の過剰摂取などが原因となる事が多く、欠乏すると味蕾の減少による味覚障害、精子形成の減少、皮膚炎、免疫機能の減弱、甲状腺機能の減弱などを引き起こす。過剰摂取の場合、体外に排出されるが、大量に摂取した場合は鉄や銅の欠乏などの症状が出る。

栄養素

生命を維持するエネルギー源や、生体を構成するのに必要とされる材料、生体内での各種化学反応に欠かせない物質で、生物の生存、成長、子孫を増やすために必要である。そのうち体内では合成できない、もしくは体内の合成では必要量をまかなえない栄養素は外部から摂取する必要があり、それらを必須栄養素と言う。必須栄養素はその生物によって異なる。例えば人間の場合は、ビタミンCを合成する酵素を体内に持っておらずビタミンCは外部から摂取する必要があり、ビタミンCは人間にとって必須栄養素となっている。
人間の細胞を形作るタンパク質、炭水化物、脂肪を三大栄養素と言い、それにビタミン、ミネラルを加えたものを5大栄養素と呼ぶ。

黒酢

米酢の一種であり、玄米が主原料。含有されているクエン酸が疲労回復やダイエットに効果があるとされ、健康食品として注目されたが実際の効能ははっきりとしていない。逆に過剰摂取は健康被害をもたらす危険性も指摘されている。通常の食品として摂取していれば問題はないが、高濃度の酢酸は中毒症状をもたらす危険がある。
日本の主な産地は鹿児島県で、壷に入れた黒酢を屋外にて長時間かけ発酵させて作るイメージが強いが、2003年以後、JAS法により24~48時間の短時間に発酵して作られる製法が主流となっている。

黒豆

大豆の品種のひとつ。黒大豆とも。外見が黒いほかは普通の大豆と栄養価は変わらない。原産は中国だが、日本にも古くからある食品で兵庫県産のものは高級品として扱われる。煮豆として正月のお節料理などに欠かせず、一年をマメに過ごせるようにと言う験担ぎの意味で食される。健康食品として用いられる場合は、表皮の色の主成分でもあるアントシアニンの効能を期待される事が多い。アントシアニンは目などの健康によいとされ、黒豆の煮汁をゼリーにしたり、「黒豆ココア」と言った加工食品が注目を集めている。

食物繊維

人の消化酵素によって消化されない、食物に含まれている難消化性成分の事。植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分であることが多い。昔は『食べ物のカス』と呼ばれ、役に立たないものと認識されていたが、現在では腸管内の残留物の排出、肥満等の生活習慣病の防止、ダイエットに役立つとされ研究されている。熟した果物などに含まれている水溶性食物繊維は、食後の血糖値の急激な上昇を防いだり、コレステロールの吸収を抑制する。野菜や穀類、豆類等に含まれている不溶性食物繊維は大腸の働きを促す効果がある。食物繊維の摂取量が低いほど大腸癌となるリスクが高いとされている。

青汁

緑葉野菜(ケールなど)を絞った汁の事。粉末状態で販売されている事が多く、それを水などに溶いて飲むことが多い。味が悪く、かつては一部の人たちや九州地区の一部でのみ知られる飲料であったが、TV番組の罰ゲーム用品として注目され、全国的に知られるようになった。またキューサイのCMにて悪役商会の八名信夫が「マズイ!もういっぱい!」と言い切った台詞が広まり、一般にも消費されるようになっていった。最近は原材料を変え、それほど味の悪くない商品も開発されている。

必須アミノ酸

体内で合成できず、外部から栄養として摂取しなければならないアミノ酸の事。人間の場合はトリプトファン、リシン(リジン)、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシンの8種があげられ、乳幼児期のみヒスチジンが加わり9種となる。ヒスチジンは体内で合成できるが、急速に成長する乳幼児期には足りずに外部からの摂取が必要となる。必須アミノ酸はその全てをバランスよく摂取しないと有効利用されないが、食品単体ではなく一日の食事としてアミノ酸のバランスを取れれば良い。食品中のアミノ酸の量を知る目安としてアミノ酸スコアがある。

必須脂肪酸

体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸の事。物質が特定されるまではビタミンFとされていた。人間にとっては多価不飽和脂肪酸が必須脂肪酸となる。多価不飽和脂肪酸は大きく2つに分けられて更にその中のn-6脂肪酸のリノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸の3種と、n-3脂肪酸のα-リノレン酸、DHA、EPA3種とすることが多い。必要量はn-6系脂肪酸は1日に7~12グラム以上、n-3系脂肪酸は、1日に2.0~2.9グラム以上とされている。多くの代謝過程ではたらいているため、不足したり、種類のバランスが悪かったりすると、体調を崩す原因になるといわれる。

保健機能食品とは

健康食品のうち安全性や有効性等が国の設定した一定の基準を満たした食品。健康食品の品質を確かめる目安の1つになる。健康増進法と食品衛生法により特定保健用食品と栄養機能食品に分けられる。
特定保健用食品は、特定の保健目的により摂取した時、その効果が期待できる事を表示することが認められている食品。トクホと略される事が多い。一商品ごとに厚生労働省に審査を受け認定を受ける。通常の食材のような形で販売されている事が多い。具体的にはキシリトールなどで、キシリトールは虫歯の原因になりにくいと記載することが認められている。
足しがちな栄養成分の補給を目的とした食品。厚生労働省の設定した基準を満たせば、表示が許可され、審査を受ける必要はない。

予防医学

「病気になってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づいている医学。人間ドックや健康診断もその1つ。病気を治す治療医学とは異なり、健康保険の適用対象とはなっていない。
3次の段階に分けられる。
第一次予防:疾病の予防。健康への啓発、健康増進、特殊予防(教育、予防接種など)、第二次予防:重症化の防止。疾病の早期発見と早期措置、適切な医療と合併症対策(健康診断など)、第三次予防:疾病の再発防止やリハビリテーションなど。

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